会社からお金を借りる方法

出産や冠婚葬祭など、人生にはまとまったお金が必要になってしまうことがあります。
そんな時、どうしてもお金を借りる必要に迫られたら……。

 

普通、銀行や消費者金融などの利用を考えることが一般的でしょう。
ところが、もっと身近にお金を貸してくれるところがあるのです。

 

それは、あなたの勤務している会社です。

 

しかも、会社にお金を借りると……
銀行なんかよりもずっと低金利でお金が借りられるのです。
これを、「従業員貸付制度」といいます。

 

「従業員貸付制度」って何?

「従業員貸付制度」とは、その名の通り、会社が従業員に対してお金を貸してくれる制度のことです。その条件などは、各会社によって異なるのでよく確認しましょう。

 

また、この制度の目的は主に「消費者金融などの借入による債務などから従業員を守ること」となっています。この従業員貸付制度の金利はなんと、およそ2%程度です。

 

返済は毎月の給料から天引きになっていますが、こんなに安い金利でお金を借りることができるなら、是非利用したいものですよね。

 

ところが、この制度には問題点があるのです。
それは、労働基準法です。

 

問題となるのは第17条。
労働基準法第17条では、「貸付金があるため働かなくてはならない」という拘束を禁止しています。ですから、従業員貸付制度の制定にはクリアしなくてはならない問題がたくさんあるのです。加えて、手続きなども非常に面倒なため、この制度を設けている企業はそう多くはないのが現状となっています。

 

【余談】
例えば、まとまったお金が必要になる出産。
非常に喜ばしいことですが、残念ながら、赤ちゃんを産むのにもタダではできません。

 

しかしながら、日本には「出産育児一時金制度」というものがあります。
出産に関する費用をほぼ全額国が支払ってくれる制度です。

 

ところが、これを受け取れるのは出産費用を立て替えた後、つまり、一時的であっても出産費用を支払わなくてはなりません。出産に掛かる費用はおよそ30万円といわれています。これを用意するのは、特に若い夫婦に関しては大変ではないでしょうか。

 

しかし、消費者金融からお金を借りることにも抵抗があるでしょう。
そんな時、この「従業員貸付制度」を利用できたら、こんなにいいことはないですよね。